待ちに待った2008年5月3日、とうとう富士見パノラマリゾートへMTBライドしに行ってきました!! 私が住んでいる神奈川県は曇り模様だったようですが、ここ長野は見事に快晴微風!! 最高の初ライドを楽しんできました!!!。 |
5月3日 決行日当日。 朝未明起床。天候 思い切り雨・・・ したたる雨に気持ちをダークにしながら、(現地はきっと晴れている・・・)と念仏を唱えつつ淡々とマシンや道具を車に積み込む。 そして、5:20横浜を出発!! 途中給油をし、中央自動車道を目指す。 しばらくして、中央道に乗ったところで、唖然・・・ ニュースでやっているのは、知ってたし、きいていたけど・・・・ 渋滞、渋滞、渋滞!! なんで、この時間にこんなに車がいるの??? せっかく導入したETCもETCレーンが思いっきり込んでおり、意味なし・・・ ブツブツ文句を垂れながら、なんとか中央道にインする。 しばらく(1〜2時間くらいかしら・・・・)走り、相模湖を越えたあたりでやっと流れ出す。 そこからは、走る!走る!走る!!ほぼ前輪の溝がない軽自動車で、ひたすら長野目指して走りました!!。 |
ひたすら走った結果・・・ すげ〜、すげ〜よ、すげ〜!! とうとう、富士見パノラマリゾートに着いたよ!! そして、車の多さと、みなさんのバイクのすごさに圧倒!! 自転車といえないバイクが、ズラリズラリのせいぞろい!! ここには本物のMTBライダーたちが集まる、DHの聖地であることを思い知らされる場所でした! 天気はご覧の通り、GOODウェザー!! |
本物のライダー達が集まる周囲にビビリながらも、自分達も準備開始。 バイクを組み上げ、着替え開始。 だんだん胸の鼓動も高まってくるというものです! |
準備が終わると、事務所前に設置されているテントで、「MTBパーク入場申込書/誓約書」を書きます。 ここは、入場料(コース使用料?)みたいのはなくて、保険料(セーフティクラブ入会)が任意で300円。 ゴンドラ料金は1回1600円ですが、朝から来ている人(私たちも)は1日券(4800円)を購入します。 勿論、常連客はシーズン券を持っているようです! 1日券は4回以上ゴンドラに乗るのなら、絶対お得。 シーズン券は53000円なので、33回ゴンドラに乗れば、元が取れます。 シーズンは4月末〜11月始までのようですから、1日5回乗るとして、1ヶ月1回以上行くのであれば、お得というものです! あ〜、俺もフリーの身なら1ヶ月に1回くらい来たいなぁ・・・ そうそう、申込書兼誓約書を書いたら、写真右のような券がもらえます。 一件シールになっているのかと思いきやただのやや厚い紙切れで、これをそなえつけのセロテープでMTBに貼り付けます。 ゴンドラに乗るときに係員さんがチェックするので、見えやすい(見せやすい)場所に貼るのです。 |
はじめ、ゴンドラ乗り場がどこかわかりませんでした・・・ 管理事務所とショップの真ん中を通る階段に「ゴンドラ→」みたいな看板があったので、「え?まさか階段をさっそくアップヒルで上がるの?」 と思いましたが、そんなわけねぇ〜!! 外から廻って、ゴンドラに向かえることが判明! 高鳴る胸を押さえて、坂道をせっせと登り、ゴンドラへ向かいました。 すると、インターネットや雑誌に出てた、あのゴンドラが出ているではありませんか!! ビビリながらも係員さんの声で、なんとか乗車。 山頂目指して、レッツゴンドラ!です しかし、結構な数のゴンドラが出ていて、この日は101番までのゴンドラが確認できました(100台以上出てるってこと?)。 |
山頂に到着すると、ゴンドラの扉が自動で開きます。 (乗るときは、係員さんがある程度手で閉めますが、最後はやはり自動的に閉まる構造になってるみたい) 山頂は標高1780m(かな?)、ある程度ひやっとする涼しい気候です。 この日は天気もいいし、装備を着込んでいるので、決して寒いという感じではありません。 階段をガンガンと下りコースまで行きます。 あ、そうそう、降りたところすぐにタバコを吸う場所もちゃんとありましたよ。 |
さぁ!さっそくライド開始です。 勿論、DHを楽しみに来たんだから、いざAコースへ!! なんていうのはウソに決まっていて、Cコースとやらを探しました。 生まれて初めてDHをする人で、それが富士見だった人は、とりあえずCコースですよね? 林道コースから・・・なんて人もいるでしょうが、まずはCコースですよね? 間違ってないですよね? だから、我々もCコースへ。 はじめはちょっとだけ上りますよね? そして、序々に下っていきます。 この辺まではイメージ通り。 しかし、しか〜し! え!?うそっ!? DHってこんなんなの? というコースコンディションに突入! しかし進んでしまった以上は引き返せない。 自分のマシン性能を信じて、度胸を決めて突っ込みます。 ガタン!バスン!・・・・ ん?・・・おう!何とかなるやないかい!こら行けるで!! なんとかはじめのダウンを乗り切り、安心感をゲット!ドンドン進みます。 調子に乗ってドンドン進みます! はうっ!面白れぇ〜!これがDHの醍醐味か! 後ろを振り向くと友人は・・・・あれ?全然誰もいねぇ・・・いいや、行っちゃえ! そのままひたすら進み最初のブレークポイントへ。 ふと、スキーコースに目をやるとまだ雪がところどころに残っているではありませんか。 下界の見晴らしはすばらすぃ。 はぁ〜来てよかった。DH最高!と思いながら友人を待っていると、やってきました。 そうそう、ゴンドラから見ていると(今思えば)うまい人はシャカシャカとサドルをこいでいましたが、俺らは一回も 漕ぐことなかったなぁ・・・ そんな事よりも、姿勢を保つことで精いっぱい。 おまけにブレーキ、ブレーキ、ブレーキで、腕の筋肉と手に握力が死にそうなほどビリビリ・・・ 結構サドルにも腰掛けていたようで、おちりも痛てててて・・・・ 初めてDHした人!あなたもそうだったでしょ!?ね?きっとみんなそうなんです。 普通のロードを走っている時は足に来るモンでしたが、DHって痛くなる場所が全然違うんですね・・・と思いました。 だんだん慣れてくると、@ブレーキはあまり使わないように心がけるA低姿勢で乗り、サドルは使ってもおちりを 乗せる程度・・・で走行することが出来れば、握力や手の筋肉はそんなに使わないし、おちりも痛くなりません。 |
そうそう、Cコースですが、確かブレークポイントが5箇所あったんじゃないかと思います。 @残り5km過ぎ付近 A残り4.5km付近 B残り3.5km付近のBコースと交わるところ C残り2km手前Bコースと同じスキーコース上 D残り1.5km付近 で、Dを過ぎた残り1.5kmは、初ライドでは、あまりにすご過ぎて、何がなんだかわからない状態で走っていました。 もう、無我夢中で走ると、いつのまにかゴンドラ駅の「プゥ〜」っというゴンドラのサイレンのような音がして、 (あ〜、無事帰還出来たんだぁ〜)と、ほっと胸をなでおろすこととなりました。 |
そんなこんなでCコースを廻ること3本。 3本目はだいぶ慣れてきて、序々にスピードも出せるように。 最高速度は43.8km/hをマーク!! って、うまい人たちはやはり60km/hくらい出すんだろうか? そういえば、いろいろな富士見パノラマ関係のホームページを 見たけど、スピードメータで最高速どのくらい出せているかっていうのは 見たことがないなぁ・・・ よく考えれば。ベテラン勢はスピードメータなんてそんな邪道(?)な 物は付けていなかったです。 もしスピードを計測されたことがある方は是非、 @ライド何回目か?(経験はどのくらいか?) Aコース名 B最高スピード を教えて下さい! そうそう、後私はビンディングペダルで望んだんですが、ビンディングの 方は自分以外に1名しか発見できませんでした(いや、そんなによく みまくったわけではないので、正確なことはわからんが・・・) ただ、あるベテランに聞くと、勿論ビンディングだし、コースライド中 外すことはないらすぃ・・・ 私はべダル側をゆるゆるの設定にして、クリートはシマノのマルチ (SH-56)で望みました。 これなら、何かあっても簡単に外れるし安心なのさ! |
さて、3本終わったところでランチタイムです。 食堂は、管理事務所をどんどん上がって行って、ゴンドラを乗る手前のハウスにあります。 (はじめ、どこにあるのかわからんかった・・・) ビールもありますよ(私はあえてローアルコールビール250円を飲みました) 写真左はレストラン外からのスキー場風景。道みたいなのはAコースの終わり付近のようです。 写真中は、レストラン近くにあるレンタルバイクハウス。 写真右は、同レンタルバイクハウスにあるショップコーナー。 |
さて、ランチを終えたところで、しっかり生中とカツカレーと とどめに濃厚ソフトクリームを堪能した友人は、前日の興奮 で眠りも浅かったためか、 「俺は寝る。お前一人で行ってこい!」 と遺言を残し。バイクピット(マイ軽自動車のこと・・・)の 助手席であの世へ向かいました。 「あっ・・・そう・・・」 とばかりに、今度は私一人でライドすることに。 よ〜し、Cコースも、もう3本走ったし、今度はBコースに挑戦 してみるか!! と、初めてのBコースへ向かうことにしました。 写真上はゴンドラ内で寂しかったので、MY TURNERを パチリ、パチリと撮影。 |
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BコースもはじめはCコースと同じ入り口なんです。 本当は最初から分かれているみたいだけど、なんだかこの日はBコーススタート地点は侵入禁止になっていた・・・ んで、はじめはCコースを入っていき、すぐにBコースへ分かれます。 おもむろに漕いでBコースへ! ん?なんだ? え〜っ!!先が見えね〜ぞ!! 自殺する人って、こんな感じなんかなぁ・・・(って、常連から言えばたぶん、超オーバな表現だと思う)と思うくらい 段差のあるところに。 しかし、ここも初Cコースと同様、引き返すのも格好悪いし、せっかく富士見に来たんだから一度は中・上級コースを・・・ 俺も中級の仲間入りの第一歩を・・・とばかりに勇気度をブブブブッと上げて、マシンに無言で(頼むぞ!)と 語りかけ、飛び降りを!! うわ〜おかあさ〜ん!とは思わなかったですが、フロントサスBOXXXXXXXERのストロークがぐぅぃ〜ん!と縮まったのが よくわかる感じで何とか着地! と思いきや、マシン&心の体制を整える間もなく、またもや超段差!! そして、その次も!さらにその次も! 終わったと思いきや、鋭角クランク! うへぇ〜!とか思う間もないです。 とにかく、落ちる!曲がる!落ちる!落ちる!曲がるの繰り返しで気がついたらブレークポイントへ! ちょっとだけ休んで(あまりに休むと泣き出しそうだったので・・・)、さらに進む!進む!進む! 途中、1度左側から土壁に激突! さらに、頭からでんぐり返し!! Cコースも山中を流れる川から溢れた水でほんの少しだけマッドなトラックがありましたが、Bコースは、 「あなた、ここで転びなさい。そして、体中泥だらけになりなさい」といわんばかりのトラックが出現。 結局5回死にそうになり、2回転倒し、身も心もボロボロになり、何とかゴール。 写真上は、Bコース走行跡の泥の後。 トップチューブは泥でべっとり・・・ Cコースを3回ライドした友人のバイクと比べてもBコースの泥はねのすさまじさは伝わってくるというものです。 あ〜、このコースが楽しいと思えるようになれば、本当のダウンヒラーと言えるんだろうなぁ・・・ 距離は5.32Km、最高速は37.7km/hでした(どこでレコードしたのか皆目検討もつかんが、そういう結果でした) |
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さて、ちょっとここで休憩。 今回富士見に来て思ったのが、結構TURNER乗りがいるんです。 全部で4台見ました(4台ともDHRでしたが)。 写真左上はホワイトターナー。 う〜ん、白のTURNERもかなりかっこいいっす! オーナーに断ってパチリ! あっと写真右はブラックのTURNERも発見。 誰のか知らんがかっこよかったので勝手にパチリ! やはりDHRタイプはたまりませんでした。 う〜ん、俺もDHRタイプにすべきかなぁ・・・ 今のはフリーライド用にすればいいんだろうか。 |
Bコースから生還し、ボロボロな状態で、極楽浄土をさまよっている友人を起こし状況を説明すると爆笑の嵐でした・・・ あ〜、人の不幸って楽しいんだろうなぁ〜とつくづく思いました・・・ そんで、完全に気力を失っていた私には、もはやCコースでさえ行く気にもなれませんでした。 しかし、せっかく来たんだから4回のライドで終わってはもったいない。せめて5回は・・・と思っていたので、ここで友人に 林道コースを進めてみました。 時間は15時前。 うまくすれば後2本はライド出来る時間帯です(初心者にとってはですよ!) さっそく林道コースへ。 林道コースはアップダウンは激しくないのですが、とにかく砂利が多くて、ハイカーもいるので、何か自転車をいじめてしまう コースのように思いました。 ただ2つだけいいことがあって写真右上にあるように途中ちゃんとした清流が流れており、水がとても冷たくておいしい。 そしてもうひとつは林道が終わったところで舗装道に出るのですが、そこからの八ヶ岳の眺めが最高によいことです。 |
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ところが! 林道は約10kmのコースですが、最後の舗装道は既に富士見パノラマの管理事務所より下にあるんです。 だから、そこからはのぼりコースが2kmほど続きます。 あ〜、何で金払ってまでして、上らなきゃならないんだ!! ひぃひぃ、はぁはぁいいなが自転車を押していると・・・ なんだ?こりゃあ? なんと、電気が流れている柵にたどり着きました。 しかし、この柵を越えないと管理事務所まで戻れないんです! なんで!?どうして?どうやればいけるの? そこで、近くを歩いていたおばあさんに聞くと、何でもこの柵は手で開けるところがあるので、それを外して中に入るん だそうです。 なんだよぉ〜、それならそうと、書いておけよなぁ!! と文句を垂れながら、既にそこまで結構自転車を押していた体は、ハァハァいいながらも柵を外して中に入ることに。 すると、なんということでしょう! 柵の内側に注意書きの看板が・・・ 俺の腕に少しの体力が残っていたのなら・・・この看板をブチ外して遠くへ投げてしまいたいほど頭にきました。 だが、残念ながら俺にはその体力も気力も残っていませんでした。 ラッキーだったな!看板!! そして更にこれでもか!と上ること1km・・・やっと管理事務所にたどり着きました・・・。 |
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舗装道からの八ヶ岳(略して「やつ」と読んでくれ!)の風景。 あ〜、日本の景色です。 |
トータルでは楽しかった富士見パノラマ初ライド! さてさて、必死の思いで管理事務所に戻ると時間は既に16時45分。 ゴンドラは17時までのようでしたが、勿論そんな気力は僕らの中にはありません。 そのまま洗車場へ向かいました。 しかし、初めにしては天候にも恵まれ、DHのすごさ、楽しさを体で味合うことが出来、怪我や事故もなくとても楽しい時が過ごせた満足な1日でした。 富士見パノラマさいこぉ〜!! |